杉本眞一先生のプログラムのご紹介を以下、インタビュー方式でご紹介
させていただきます。
○『問題解決力を強化するロジカルシンキング研修』プログラム
http://www.kenshudo.net/view_training/?training_id=147●本日はお忙しい中、ご対応誠に有難う御座います。早速で御座いますが、こち
らの『問題解決力を強化するロジカルシンキング研修』でどのような効果が望め
ますでしょうか?
(杉本)ビジネスの様々な場面で生じる複雑な問題に対して、効率的に的確な解決
策を導くことができるようになるという効果があります。
仕事を進めていくということは、新たな問題を発見し、それを解決していくこと
の繰り返しとも言えます。中には単純な問題もあります。失礼な対応があった場
合に速やかに謝罪する、などのケースでは、論理的に考えるより先に行動すべき
とも言えます。
しかし、多くの場合は問題そのものが複雑な構造をしており、対応を誤ると負の
インパクトが大きい例もあります。一方で、仕事ですから悠長に時間をかけても
いられません。目の前の問題に対してどうアプローチすべきか、その基本的な考
え方は身に付けておいた方が良いでしょう。特に今日のように変化のスピードが
速く、不確実性が高い時代においては必須のスキルとも言えます。
●成る程ですね。積み重ねになって来ると思いますので、その効率をどこかの時
点で上げて行く事は、中長期的には非常に重要ですね。
次に、プログラムの具体的な中身になって参りますがプログラムの中に有ります、
『論理的に問題の真因を探り出し、効果的な 解決策を導き出すためインタラク
ティブレクチャー』について、どのような内容になりますでしょうか?
(杉本)研修の講義部分はインタラクティブに進めていくスタイルを採用してい
ます。ロジカルシンキングが「全く」できない、という方はほぼいらっしゃいま
せん。実はロジカルさの度合いが低い、部分的にしかロジカルでない、などのケ
ースが大半です。
私の問いかけに対してどなたかに答えて頂くことを繰り返しながら、どう考える
ことがロジカルなのか、どんな視点を持てば良いのか、を実感して頂くわけです。
そうすると、「分かる」「できそうだ」という感覚と、「そこまでは考えていな
かった」「まだまだ浅いな」という気付きを両方とも得ることができ、結果的に
次第に自分の考え方の癖が見えてきますから、それを「思考の矯正ポイント」と
して自覚して頂くことを狙いとしています。
●確かに、程度の問題と人それぞれの感覚で論理的な思考が、日々活かされてい
ると思いますが、それぞれの癖があったり、非効率な部分もどうしても有ると思
います。有効な使い方をしっかり学ぶと同時に気づいて頂く、自覚して頂く事が
出来ればより効率的に、又実際の業務に活かせる事は多いでしょうね。
では、又プログラムの中に御座います“ミニ演習のグループワーク”は、どのよ
うな内容になりますでしょうか?
(杉本)ロジカルシンキングは、頭で分かっていても、いざ実践するとなるとな
かなか難しい分野です。他人を赤ペンで添削できても、自分では必ずしも論理的
な文章を書けないということです。
そのため、講義を聞いて「なるほど!」と思うだけで終わらず、実際に言葉にし
てみる、技術・道具を使ってみることが大変重要で、そのために15〜20分程度の
グループワークをいくつか混ぜています。
各種の技術・道具は、使いこなす上でコツもあります。それも伝授いたしますの
で、ロジカルに問題解決に迫るプロセスを「体感」し、自身の仕事に応用させる
際のイメージを持って頂きます。
●なる程ですね。実際に仕事で応用できるポイントが満載されている所が、数あ
るロジカルシンキング研修の中でも杉本先生の研修のご評価が高い理由なのかも
知れませんですね!!
更に、本プログラムには、複雑な問題に直面した際に上手く対処するポイントが
含まれているとの事ですが、どのようなポイントになりますでしょうか?
(杉本)いくつかありますが、しっかりと踏むべきステップを踏むということで
す。まず問題を明確にしないと解決のプロセスが始まらないのですが、実はこの
難易度は高いです。
また、解決策を急ぎがちです。パッと解決策を示せると、何だか格好良くも見え
てしまう、ビジネスを分かっている人に見えてしまうこともあって、そのような
行動パターンをとりがちです。
しかし、過去に例のない問題、インパクトの大きそうな問題の場合、その問題を
表面的に見て、反射的に解決策を考えてしまうような対処をすると、うまく「当
たる」場合もありますが、非常にハイリスクです。
「急がば回れ」ではありませんが、なぜその問題が生じたのか、どのような因果
のメカニズムが働いているのかをしっかり考えることが、結果的に「上手く対処
する」ことにつながります。
●本当にそうですよね。現在の市場は、右肩上がりの1990年代とは違い、しっか
り掘り下げ、更に根拠を論理的にも積み上げる手法が必要ですね。
では、最後になりますが、杉本先生はご質問に的確に対応すること、そして楽し
く学んで頂くことを大事に研修をされて、非常に大手MBA研修会社でもご評価
が高いのですが、楽しく研修をして頂く為に工夫されている所など、研修の特徴
について補足が御座いましたらお教えくださいませ。
●それを言うとデリバリーノウハウの公開になってしまうかもしれません(笑)。
楽しく笑えると、発言しやすくなり、結果的に頭に残りますから、そんな雰囲気
づくりを心掛けています。
まず、研修の場をリスクフリーにすることが大前提です。後ろで人事権・評価権
を握っている方が最初から最後まで睨んでいるような状況は、極力ご遠慮頂いて
います。
意識的な工夫というのは少ないのですが、質問や発言を受け止める際に「物わか
りの悪い」人になる場合があります。思考を深めるとはどいうことかを分かって
頂くために、敢えて極端な例を挙げて突っ込み返したりするわけですが、このや
り取りそのものは、やる側も見る側も面白く楽しいと思います。
また、ロジカルシンキングを仕事で使うことを目的とはした研修ではありますが、
頭の使い方という点では身の回りの話題で例えることもできます。旬なネタ、ス
ポーツネタ、アイドルネタなどを織り交ぜながら、アナロジーを使ってポイント
を理解して頂くことも時々織り交ぜています。敢えて特徴と言うと、こんなとこ
ろでしょうか。
●多くの国際的な経験とノウハウから得られた、実践的な研修・実習テクニック
が含まれていて、素晴らしいですね。難しい理論を、如何に実用的に使えて、実
際のお仕事に活かして頂くか、という所にフォーカスして付加価値を付けておら
れる事が良く分かりました。
本日は、お忙しい中、ご対応誠に有難う御座いました。
どうぞ、今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。
≪所感≫
今回はボストンコンサルティンググループ、アーサー・D・リトル(ジャパン)、
モニターグループなど名だたる戦略コンサルファームでご経験を積んで来られた
杉本眞一に問題解決というテーマの研修を詳しくご説明頂きました。
杉本先生は、お忙しくご活躍で御座いますが、本当に丁寧、親切に対応頂ける、
お人柄も素晴らしい先生で御座います。又、さまざま企業様の状況(課題や予算
等等)にも柔軟にご対応頂けるタイプとお見受けしております。
是非、問題解決の手法やロジカルシンキングを社内に浸透させたい、等の課題有
る企業様は、一声お掛け下さいませ。どうぞ宜しくお願い申し上げます。
<講師プロフィール>
ボナファイデコンサルティング株式会社 杉本眞一氏
http://www.kenshudo.net/sp_detail/id1219732791-063809.html⇒世界屈指の戦略コンサルティングファームで叩き上げられたスキルと、中堅企
業でのビジネスユニット長の経験をベースに、説得力のあるコミュニケーション、
論理的な問題解決、効果的な戦略策定などの能力向上をお手伝いします。
<研修プログラム>
『問題解決力を強化するロジカルシンキング研修』
⇒
http://www.kenshudo.net/view_training/?training_id=147〜論理的思考の基本技術と、それを複雑なビジネス上の問題の解決に活かすため
のツールと手法を身に付けます〜
<研修の狙い>
論理的な問題解決を行うためには、ロジカルシンキングのスキルが必要になりま
す。その技術を使うことで、経験頼みや決め打ちの問題解決から脱却することが
できます。このプログラムでは、ビジネスの場面で発生する複雑な問題の解決力
を強化することを狙いとして、論理的思考の技術とその使い方を学んで頂きます。