毎月、当社で厳選したプログラムをご紹介するこのコーナー、今回はこちらのテ
ーマを取り上げます。
今回取り上げるのは『若手社員のための「部下力」発揮セミナー』。
⇒
http://www.kenshudo.net/view_training/?training_id=352事業を成長させる為のポイントは多数有ると思いますが、例えば企業で言えば組
織の効率は外せないのでは無いでしょうか?いろいろなポイントが有ると思いま
すが、例えば、大きく3つのポイントとして
1.成長戦略
2.組織の効率化
3.モチベーション
※それを補完する為の4.コミュニケーション
等を私の場合、想定する事が多いのですが、それぞれが密接に関連しますし、
それぞれが深いので、難しい所と思います。
今回は特に2.組織の効率化、3.モチベーションに関するテーマを掘り下げて、
部下力を上げる、という今迄有りそうでしっかり体系化出来ていなかったテーマ
で大変に人気の新名史典先生の『若手社員のための「部下力」発揮セミナー』
を是非ご紹介させて頂きたい、と思っています。
いつも我々もマネージャーのマネジメント力というテーマで行う事が多いのです
が逆も真なりで、良い組織でチーム力を発揮するには、部下と管理職の方との良
い関係、業務上のコツが実は重要と思われます。
新名先生は最近、『部下力のみがき方』〜上司を上手に使って仕事を効率化する〜
を同文舘出版から発刊されました。
そこにフォーカスしたノウハウは非常に少ないので、有る意味「知ってるよ」と
思いがちなのですが、体験を通して、論理的に組織人心理に基づいて体系化され
た本は無かったのではないかと思います。私も大変に参考にさせて頂いています。
改めまして、今回是非お薦めしたい講師の新名史典先生の経歴で御座いますが、
洗剤等の上位メーカーで営業部長、商品開発責任者等を歴任されましたが、もと
もとバリバリの理系(大阪府大出身)にも関らず、若くして(28歳)で30名
からの営業部長をされたご経験をお持ちです。
理系の方、特有の非常にしっかりした分析力と品質へ真摯な取組みが素晴らしい
講師で御座います。
それでは、新名史典先生のプログラムのご紹介を以下、インタビュー方式で
ご紹介させていただきます。(●=聞き手、◎=新名先生)
===================================
●今日はお忙しい中、ご面談誠に有難う御座います。今回のテーマでは若手社員が
部下力を付けて、今後のキャリアを伸ばしていく為の能力を付ける事になろうかと
存じます。
一方で組織を管理する管理職の方にとっても、このノウハウで部下の皆様が組織全
体の効率の事を考えられるように育つと、とても組織力強化や組織としての成果が
上がりそうですね!
◎そうですね、私自身、管理職になるまで、どちらかと言うと管理職の考え方を客
観的に見れるポジション(企画部門で部長サポート)でしたが、実際に28歳で営
業部長になった時とそれまでのポジションでは、考え方や見え方、判断の基準が変
わらざるを得ない事を感じました。
その時に、良い部下力を持ったチームでしたら、管理職としても非常に楽だっただ
ろうな〜、と思います。ですが、経験していない一般職時代にそれを理解する事は、
かなり難しい事と感じたんですね。
●私も未だに上司の立場になる意識は、つい忘れてしまいます(苦笑)では、意外
に体系化されずに放置されている、この部下力が何故、必要かと言う事について、
改めて教えて頂いて宜しいでしょうか?
◎はい、そうですね。部下力が付くと、将来に繋がる力が付くと言う事になると思
っているのですが、その理由としては
1)当り前では有りますが、仕事は自分1人で完結しない。
2)上司を動かせない人は、他部署や他社、部下も動かせない。
※上司は実はサポートをする義務があるので、その人を動かすのが実践の第1歩
3)上司を動かすのは、実は自分自身の為のスキル(上司を楽にすることではない)。
と言えるかと思います。
●なるほど。ついつい、そこまで今後のキャリアや所属する組織全体の事まで考え
ないで、いつの間にか時間が経過〜そのまま個別の経験を暗黙知の中でバラバラに
知識として持つという感じになっていますよね。これでは、時間が掛かりますし、
上手く活用出来るか不安ですよね。
◎ええ、そう言えるかも知れませんね。そこで、大きく具体的に実践する為の3つ
の行動ポイントを上げています。その上で、それぞれに具体的なテクニックや対応
力を付けて頂く事を考えています。
まず3つの行動ポイントとしては
1)上司が何を考えているか 推測しましょう。
⇒上司に必要な情報は? 上司は今どんな仕事に意識が向いているか?等
2)ちょっとしたひと手間が重要
⇒細かいテクニックで、上司の効率が上がるようにサポート
3)意外にやっていない上司にお礼
⇒中間管理職は、実は誰からも褒められない
3)は私も考えてみると、10年くらい褒められた記憶が無いんです(苦笑)
凄く上手く行ったプロジェクトでも、有る意味、業務上当たり前みたいな所も有り
がちですよね。ですが、仕事のモチベーションは、ちょっとした人間関係の中での
一言だったりするものですよね。なので、表現しましょう。簡単で良いんですが、
「自分のために時間を割いてくれた」
「自分の話を聞いてくれた」
などへのお礼を忘れずに言う。その一言で、後で上司が応援してくれるようになる
と思うんです。くれぐれも、業務をしっかりした上で、感謝しないと、褒める事が
仕事になってはダメですが(笑)
●なるほどです。上司も同じ人間で、中間管理職ともなれば孤立化してしまいがち
な立場である事を推測する事が大事なんですね。
◎はい、そうなんです。その推測する事や相手の立場にたつ想像力は上司との関係
だけで無く他社のお客様や実は部下との関係でも役立つテクニックになるんですね。
●これらは、若くして昇進された、新名先生が苦労もしながら、体得されたノウハ
ウと言う事ですね。テクニックとしてはプレゼンテーションスキル等でも新名先生
は非常にノウハウが有るとお聞きしていますが、様々なシチュエーション毎のノウ
ハウが有ると言う事ですね。
◎ええ、手前味噌になるかも知れませんが、プレゼンテーションスキルも非常に得
意です。
●そちらも、一度見学させて頂きまして、とても良いコンテンツで、素晴らしいと
思います!今回のプログラムの具体的な中身の質問ですが、例えば
1)仕事の効率を妨げるのは何か?
・上司の了解をとるのに苦労していませんか?
・仕事は自分一人では完結しない
・上司を動かせる人は何をしているのか?
の項目についてポイント等をお教え頂きますか?
◎さまざま有ると思いますが、例えば
1)ちゃんと情報を提供してますか
2)上司が何を優先しているか、推測で来てますか
3)ちょっとしたひと手間で上司の仕事を効率化できていますか?
例えば、実は誰に流すかが分かり難い、或いは抜けている等で、そのままになって
いる等がポイントになるかと思います。
●なるほど。実践的なイメージですね。ではそのワークについてですが
4)「部下力」を発揮するための実践(実践のステージ)
・想定ケースでの実践ワーク
・自分が上司になった時のために
の実践ワークはどんな内容のワークですか?
◎はい、企業様の状況に合わせて作るのですが、例えば、ありえそうなシチュエー
ションを設定して、この場面では〜誰の力を借りるかといったロールプレイングを
行います。メールでのコミュニケーションも重要なので、具体的なメールの打ち方
の実習を行うこともあります。
●体系化されたノウハウと、とても実践的な実習で習得してもらう感じですね。
著書も読ませて頂きましたが、シチュエーション別のテクニックは凄く実践的で、
面白そうですね!!
本日は、お忙しい中、ご対応誠に有難う御座いました。
<講師プロフィール>
新名史典氏/株式会社Smart Presen 代表取締役
http://www.kenshudo.net/sp_detail/id1336548485-799184.htmlプレゼンサポーターの新名史典です。学生時代から社会人時代を通じ、これまで一
貫してプレゼンを重視し、そのノウハウ化、指導にあたってきました。プレゼンが
苦手な人に、「その人」に応じたプレゼンが上達する極意を伝授します!
<研修プログラム>
『若手社員のための「部下力」発揮セミナー』
⇒
http://www.kenshudo.net/view_training/?training_id=352